
聖ヨセフと聖ヨアキム、聖シメオンと聖ラザロ
ケルンの古い都市貴族ヤーバッハ家の付属礼拝堂に由来するとされて、ヤーバッハ祭壇画と呼ばれている4点の板絵のうちの2点。
左が聖ヨセフと聖ヨアキム、右が聖シメオンと聖ラザロ。各聖人の光輪に名前が、聖ヨセフと聖ラザロが持つ錫杖にモノグラムが記されている。後に上部が截断されたらしい。左の裏面に「妻に辱められるヨブ」、右の裏面に「二人の楽士」が描かれていたが、表裏2枚に分けられたとされる。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1500年代
左が聖ヨセフと聖ヨアキム、右が聖シメオンと聖ラザロ。各聖人の光輪に名前が、聖ヨセフと聖ラザロが持つ錫杖にモノグラムが記されている。後に上部が截断されたらしい。左の裏面に「妻に辱められるヨブ」、右の裏面に「二人の楽士」が描かれていたが、表裏2枚に分けられたとされる。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1500年代
シメオンはキリストの神殿奉献の際に幼児キリストに感謝の言葉を述べ、マリアの悲しみを予言した老人で後に聖人とみなされた。
ラザロはイエスの譬え話に出てくる貧者で、のちにハンセン氏病患者と乞食の守護聖人とされた。デューラー
聖ヨセフと聖ヨアキム、聖シメオンと聖ラザロ
1503〜04年頃 板 油彩 各97×55cm
フィレンツェ ウフィツィ美術館 妻に辱められるヨブ、二人の楽士、聖アンナと聖母子
ラザロはイエスの譬え話に出てくる貧者で、のちにハンセン氏病患者と乞食の守護聖人とされた。
聖ヨセフと聖ヨアキム、聖シメオンと聖ラザロ
1503〜04年頃 板 油彩 各97×55cm
フィレンツェ ウフィツィ美術館
